私と昆虫たち 5
こんにちは、はるです。
私の実家の隣の家がいとこの家で、1つ違いのいとこがいます。
小学5年生のころ、私の家で一緒に宿題をやることになりました。気づくと何か、変なにおい。結構臭い。「カメムシじゃない?!」と2人で部屋中を探しましたがいませんでした。
そのまま宿題を進めていましたが、あまりの臭さに耐えきれず、いとこの家に移動することにしました。
歩いて30秒ほどでいとこの家に到着。これでにおいから解放される、と安心していたのに…臭い!また同じにおいです。いとこも「ここも臭いんだけど!」と、においに気づいています。
「なんでどこもかしこもこんなに臭いの?!…まさか」と、いとこに気づかれないように足の裏を確認したら、いました。カメムシ。私の白い靴下に潰れたカメムシがくっついていて、カメムシの周りが濃く黄色になっていました。当時、まだ子どもだった私に「カメムシを踏んだ」なんて言える勇気はなく、恥ずかしくて恥ずかしくて「消しゴム忘れた」と、いとこに嘘をつき急いで自分の家に戻りました。
靴下を脱ぎ、お風呂場で足の裏を石鹸でよく洗いました。私の皮膚もカメムシを踏んだ部分だけ黄色くなっており、洗っても洗ってもにおいも色も取れませんでした。
ここで時間をくっていては、いとこに不審に思われるので急いでいとこの家に戻り、何食わぬ顔で残りの宿題をやり終えました。
その後3日間、足の裏のにおいも色も落ちず大変でした。
みなさんもカメムシには気をつけてください。