手汗、足汗がひどい?私も多汗症で、汗をコントロールしています。
初めて告白します。
私は手足多汗症です。
手足多汗症とは、手のひらと、足の裏に大量に汗をかいてしまう症状です。
私は手と足の裏に汗をかきますが、他にも、脇や頭皮、顔や背中など、人によって部位や程度はそれぞれです。
身体機能の失調により異常な汗が出ると、医学的には言われているようです。
私は、子どものころから、大量の手汗、足汗に悩まされてきました。
28歳になった今でも、手足多汗症の症状は変わりません。
むしろ、今はひどいほう。
それでも、汗が滴(したた)り落ちる程ではないので、私の手足多汗症は中度の症状です。
手汗、足汗があるなんて、恥ずかしくて誰にも言いたくないですよね。
手足多汗症は、本当にコンプレックスです。
誰にも知られたくない、と思って生きてきました。
でも、握手したり、手をつなぐとすぐに異常な手汗がばれます。
毎日、一日中、手足多汗症の症状と付き合わなくてはなりません。
手足多汗症の話をしたり、手足や、体に意識を向けると、ジワっと手汗、足汗が出るのが自分でよくわかります。
私の手汗、足汗を知っているのは、家族と主人だけです。
手汗は、手をつなげばどのくらい汗の量がひどいのか、すぐに分かるので、主人は私の手汗のひどさをよく知っています。
でも、足汗のひどさは、誰も知りません。
足汗がすごいことは、母と姉には話しましたが、足汗をかかない人には、この問題は理解してもらえないです。
というか、手汗、足汗をかかない人の体が、私には理解できません。
なんで、手汗かかないの?
なんで、足汗かかないの?!
なんでいつも、手も足もサラサラなの?!
手汗の悩みは、足汗の悩みに比べると、人に話しやすいし、受け入れてもらいやすいです。
でも、足汗の悩みは、伝えると、
気持ち悪い、不潔、水虫なんじゃない?などと、めっちゃ嫌がられるので、本当に言いづらい悩みです。
私の場合は、手足多汗症なので、手汗、足汗を異常にかくのですが、汗自体に臭いはありません。
しかし、足汗は、蒸れて雑菌が繁殖すれば、猛烈な臭いに変わります。
多汗症の症状は他にもあるので、例えば顔にめっちゃ汗をかいてしまう人や、脇汗がすごい人、背中の多汗症の人など、人によって多汗症の身体の部分が違います。
知り合いに、顔に大量に汗をかいてしまう、多汗症の人が居ました。
太っているわけでもない男性が、常に顔汗びっしょりで、周りのみんなは、多汗症について知らないので、顔汗に驚いたり、笑い者にしたりして、とても切なかったです。
脇汗をたくさんかく、脇多汗症の人は、体臭がキツくなってしまうので、本当に大変だと思います。
ワキガとバレたらどうしよう、
脇汗がひどくて、服の色が変わってしまう、
脇の臭いが強くないか心配、
など、常に不安が付きまといます。
私の手汗、足汗について話します。
もしかしたら、同じような人がいるかもしれません。
1、私が小学生のときの多汗症の症状
子どものころから、手汗がひどく、学校のキャンプでのフォークダンスで誰かと手をつなぐのが本当に嫌でした。
友達に、手汗のことを知られたくなかったです。
いつも、手が汗で濡れていました。
小学生のときは、足汗が今ほどすごくなかったので、あまり気にしたことはなかったです。
でも、いつも足の裏に汗をかいていたので、裸足で家の中を歩き回っていると、ホコリやゴミがくっついて、足の裏がめちゃくちゃ汚くなりました。
2、私が中学生のときの多汗症の症状
中学校のころは、なぜか、女子のなかで、ハンドタオルが流行っていました。
女子はみんなハンドタオルを毎日、常に持ち歩いていました。
変なブームですが。女子中学生たちは、みんなハンドタオルで口元を隠したりしていました。
私にとってはラッキーなハンドタオルブームでした。
中学生のときは、日常的に友だちの誰にも知られずに、手汗を拭いて隠すことができました。
私の手汗は、遺伝です。
父が若い頃、やはり手汗をかいていたそうで、父からの遺伝で、私も手汗をかきます。
母は手汗、足汗は一切かきません。
兄、姉もありません。
でも、父も足汗はかきません。
私だけ、残念。
父の場合、20歳ころになって治ったそうなので、私が幼いころは、大人になれば治るから、と母からずっと聞かされていました。
私自身も、治ることを強く願っていました。
残念ながら、治らず。
私は、今も、手足多汗症と闘っています。
3、高校生のときの手足多汗症の症状
高校生になって、手汗、足汗が本当にひどくなり、クツが臭うようになりました。
中学校までは、普通の靴下をはいていました。
でも、高校生になって、普通の靴下では、足汗を吸いきれずに、クツの中まで、びっしょり濡れてしまうようになりました。
手でクツの中や、靴下を触ると、めっちゃ湿っているのがわかるくらいです。
また、私の高校は、体育館以外は土足だったので、一日中、スニーカーや革靴で過ごしていました。
靴を脱ぐ機会がなければいいのですが、体育の授業や体育館での集会など、毎日何かしらのことで、くつを脱がなくてはならない時場面がありました。
しばらく履いていたクツを脱ぐと、私の足からは臭いが。
体の臭いは、隠しきれません。
せっかくの高校生活なのに、通気性のない革靴は履けませんでした。
4、私が高校生のときの多汗症での苦い経験
高校に入り、手汗は治らず、さらには、足の裏にも大量の汗をかくようになってしまいました。
明らかに、手足多汗症の症状です。
明らかに、中学生のころとは手足多汗症の症状とは、違いました。
大量に手汗、足汗をかくようになったのです。
毎日、毎日、24時間。
高校一年生だったときに、冬、体育館で学年の集まりがあり、靴下で体育館にはいりました。
ただの集会だったので、体育館シューズは持っていきませんでした。
冬だったので、膝掛けとして、ジャージの上着を持っていき、1時間ほど座っていたのですが、
ふっと、異常な臭いに気づきました。
臭い。
なにか、すごく臭い。
隣に座っていた仲良しの男子と話していて、気まずくなるほどの臭い。
生ゴミみたいな、くっさい臭い。
初めは、なんの臭いかわかりませんでしたが、私の足だと気づいたのです。
今考えると、私が入った高校は進学校で、東大に入るような、とにかくみんな頭が良かったです。
そんな学校で私は、完全に落ちこぼれ生徒でした。
320人ほどいる学年で、下から3番目のテスト結果だったこともあります。
高校に入って、勉強や人間関係、部活動など、とにかく私にとってのストレスが増えました。
私はストレスを感じたときに、手汗、足汗を大量にかくと、最近自分で気づいたのです。
高校生だったときは、ただの遺伝で手汗、足汗が大量に出るのだと思っていましたが、今考えれば、私の多汗症の主な原因はストレスです。
<多汗症のレベル>
1が軽度、2が中程度、3が重度です。
1 湿っている程度。見た目には分かりにくいが、触ると汗ばんでいることが分かる。水滴ができるほどではないが、汗がキラキラと光って見える。 2 水滴ができているのが見た目にもはっきりと分かる。常に濡れている状態だが、汗が流れ落ちるところまではいかない。 3 水滴ができて、汗がしたたり落ちる。汗溜まりができる。 (参考;多汗症 - Wikipedia)
私の手足多汗症は、レベル2に当てはまります。
5、手足多汗症の高校生の私が試したこと
高校生のとき、母と一緒に皮膚科に行って、「大量の手汗、足汗は、なんとかならないか」、と相談したこともあります。
残念ながら、全然親身な先生ではなかったため、手汗を相談したら、
「手術して、手汗の腺を切るだか焼くだかしか、方法はない。あとは気にしないこと。」
と言われました。
先生、ひどすぎる…。
とても悲しい気持ちになったのを、今でもよく覚えています。
さすがに、ただの手汗で手術なんて考えてなかったし、手にある汗の線を切るだか、焼くだかなんて、やりたくありませんでした。
怖いし。
後遺症とか、デメリットの方が多そう。
なにか、クリームとか、汗を抑える方法が知りたかっただけなので、皮膚科は諦めました。
普通の靴下だけでは、汗を吸いきれず、蒸れた靴の中で細菌が繁殖し、異常な臭いを放つようになりました。
大量の足汗のせいで、靴下は濡れるし、濡れた靴下のせいで、クツの中で足が滑ってしまうことも。
いつも蒸れているので、くつを脱いで体育館や更衣室を歩くと、床に私の足跡が残ってしまいます。
夏も、冬もです。
蒸れてできた足跡が、みんなにバレないように、いつも気にしながら、足で跡を拭きながら歩いていました。
そんなとき、母が5本指ソックスをお店で見つけて、買ってきてくれました。
5本指ソックスとの出会いで、私は本当に救われました。
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