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KYなアメルカがアメリカ的思考も交えて、思ったことをズバズバ書いていきます。

文化が違い過ぎる!アメリカで戸惑わないために知っておくべきこと⑧選

こんにちは!アメルカです。

 

アメリカ旅行に行った際、楽しむために知っておいた方がいい情報をお届けします。アメリカでは日本と文化が違うので、戸惑ったり不安になったりすることが多いとお思いますが、いくつかの文化の違いを、心の片隅に置いておくと役に立つかもしれません。

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ユタ州 モニュメントバレー


 

 

 

【文化の違い編】

①・ボディタッチが多い

アメリカ人はとてもフレンドリーで、ボディタッチが多い文化です。挨拶の時は基本的に握手です。手を差し出されたら必ず握手しましょう。家族や仲のいい友達とはハグもしますし、家族同士ならキスもします。人前でも、公共の場でも普通なので、ジロジロ見ないように気をつけましょう。

また、アメリカはレディーファーストなので「After you アフター ユー」と言って、男性がドアを抑えて女性を待っててくれたり、色々譲ってくれます。知らない女性に対しても、レディーファーストです。アフターユーは、日本語で言う「お先にどうぞ」なので、女性は遠慮せずにお礼を言って先にドアを通ればいいです。日本人男性は、アメリカに行ったら女性にレディーファーストを心がけましょう。また、バーなどでは、会話をする時の距離もとても近いです。

ちなみに、日本語で言う「ハイタッチ」は英語ではないのでアメリカで言っても通じません。ハイタッチは英語で「High five ハイ ファイブ」だそうです。手を挙げて高い所でタッチするからハイタッチかもしれないけど、手は指が5本でしょ?だから英語ではハイファイブだよ、とジャパダムが言っていました。

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②・家でも土足でOK

アメリカ人は細かいことを気にしません。アメリカで友達の家に遊びに行ったら土足のまま家に入ることがよくあります。雨の日は靴が泥で汚れているので靴を脱ぎます。一応、人それぞれ家のルールがあるようです。玄関周りで靴を脱ぎ、スリッパやサンダルに履き替える家もあります。家の中は土足でいいけど、カーペットとソファは靴を脱ぐ家。日本風に家の中全てを土足禁止にしている人もいます。でも、アメリカさ靴を脱がない文化のためそもそも玄関・下駄箱などを考えずに家が作られてきたようです。アメリカの家は日本の家の作りとは逆で、玄関のドアは内側に開くタイプなので、玄関周りに靴を脱ぐとドアが開かなくなってしまいます。日本は玄関でかならず靴を脱ぐため、ドアが外側に開くので、玄関のスペースをしっかり確保できる設計になっています。

アメリカ人は細かいことを気にせず、面倒くさいことが嫌いなので、急いでいて靴を脱ぎたくないときや、ヒモが多くて脱ぎ履きするのが大変な靴を履いていたら、その時だけ特別!と家の中はどこでも土足になりますし、友達がちょっと遊びに来た時などは、靴はそのままでいいよ、気にしないで!と土足OKになります。とても柔軟で臨機応変ですね。

私はアメリカで、ジャパダムのいとこの車のドアの取っ手を壊して取ってしまい、後部座席のドアを開かなくしてしまいました。すぐに謝りましたが、「この車古いから、全然気にしないで!」と、さらっと終わりました。車のドアノブを壊して、ドアを開かなくしちゃったんですよ?!こんなの日本でやったら弁償ものです。アメリカ人、心広すぎでしょ!と思いました。

 

そういえば、以前アメリカから友達が北海道に住む私たちを訪ねてきました。65歳くらいのアメリカ人夫婦です。うちに2泊程しましたが、奥さんはストッキングを履いていて、うちのフローリングでかなり滑って転びそうになっていました。残念ながらスリッパがなかったので、ただただ気をつけて、としか言えなかったのですが、翌朝リビングのソファに座っている奥さんの足元にはクツが…ん??クツ??・・・そう、外で履いていたクツを履いていたのです。 まじかーーー!!それ、アウト!うちは土足禁止だよ(怒)とも言えず。彼らが帰った後、大掃除をしましたよ。トホホ

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ジェスチャー編】

③・「おいで」は手のひらを上にして、下から

これは本当に知っていた方がいいです。私が小学生だった時に学校の英語の先生(アメリカ人女性)にサインをしてもらいたくて、他の教室にいた先生に「こっちに来て」と手でジェスチャーしたら、とても嫌な顔をして向こうへ行ってしまい、サインをもらえなかったのを鮮明に覚えています。まさにこれです。私がやってちたおいで、は海外の「あっちへ行け」、日本で言う「しっし」だったのです。今振り返ると、先生を傷つけてしまったなぁ、と後悔しています。

アメリカに行ったら手のひらを上にして、下から「come onカモーン(おいで、来て)」とジェスチャーしましょう。間違えて日本のおいでをやると絶対に友達にはなれませんし、トラブルになってしまうかもしれないので、気をつけましょう。

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④・「私」は鼻ではなく、胸を指す。

日本人は自分のことを示すときに人差し指で鼻のあたりを指さしますね。海外では親指や手で胸のあたりを指したり触ったりすることが多いです。そのため、海外で日本のジェスチャーをやって鼻の辺りを指差すと「鼻が何かしたの?」と聞かれます。

また、笑うときに口を手で覆って隠すのも、アメリカ人にとっては不思議な行動のようです。海外ではみんな歯を見せて笑います。

「違う・要らない」と言うときに、手を顔の前などで左右に振る日本人のジェスチャーも変とのこと。

ジャパダムは、「日本人は会話中によく頷く、たまにあまりにも何度も頷くので聞いたフリに見える」と言います。確かに、私も会話中無意識によく「うん、うん」と言いながら頭を細かく縦に振っています。真剣に聞いているつもりでも、頷きすぎて聞いているフリだと思われるのは損ですよね。アメリカでは会話中、あまり頷かなくていいようです。

 

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私、を指す日本人

 

⑤・ピースサインは同性愛者のシンボル

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日本人はよく写真を撮るときにピースサインをしますね。ピースサインアメリカでは同性愛者を意味するシンボルなので、アメリカではピースサインに気をつけましょう。また、以前にも書きましたが、レインボーカラーも同性愛者のシンボルです。レインボーカラーの服や靴した、アクセサリーなどを身につけていると、アメリカでは同性愛者と間違えられます。

また、ピースサインを裏返して、手のひらを体側に向けるものは相手を侮辱する意味となってしまいます。やらないように気をつけましょう。

 

 

⑥・中指を立ててはいけない

日本人からすると、映画の中でたまに見かける中指を立てる仕草はそこまで重たい意味のイメージはありません。でも、中指を立てる仕草は実は本当に悪い行為で、アメリカでよく意味も理解せず調子に乗って中指を立ててしまったら、えらいことになります。相手を挑発したり侮辱したりする仕草で、軽々しくやったら絶対にトラブルになりますので、気をつけましょう。

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中指のつもりで描いてないのですが、見えますよね。ジャパダムも笑っていました。
 

 

 

【サービス編】

日本ではサービスを受けるのはタダですよね。おもてなしのサービス、お客様第一優先、コンビニに行って、何も買わずに出てもありがとうございました、また来てくださいなんて感謝される始末。アメリカではサービスを受けるにはお金を払わなくてはいけません。店員の笑顔ですら…笑笑 アメリカにはチップ制度があるので、お金を払えば店員も笑顔になりますよ。サービスを受けたいなら金を払え、の文化です。

 

⑦・バスの運転手はいつも怒っていて運転が荒い

アメリカでバスを利用するなら前もって知っておいた方がいいですね。アメリカでは働いている人はよく怒っていたり、不機嫌だったり、愛想が悪かったりします。なぜ怒っているのかはわかりません。ジャパダムにも、アメリカ人がなぜよく怒っているのかわかりません笑笑。

バスに乗っていて、降りたいと伝えるとイライラされたり、ここまで行きたいんだけど…と地図を見せて相談しても超素っ気ない態度で無言で地図を見つめて、何か言ってくれたけど日本人からしたら全然何を言ったか分からず、でももう2回目は聞けない雰囲気だったり、日本だったらありえない感じになります。でも、アメリカではそれが日常です。みんな働きたくないのか、お客や仕事のストレスからか、何が気に入らないのでしょう。とても不思議です。日本がお客様を大事にしすぎているので、日本人の感覚がおかしいだけなのかもしれません。

また、バスの運転はとても荒いです。車内で立つ場合はしっかりとつり革などを握らないと出発や停車時に吹っ飛ばされます。お客がバスに乗り込んでも、車内に入ったら速攻でドアが閉まって発車します。ヒドイ時はお年寄りが座って安全を確保する前でも発車するので、乗客はとにかくヨロけます。

バスの運転手とは対照的に、チップを貰えるレストランのウエイトレスや、ホテルの従業員などはとても愛想が良く、ニコニコしています。チップ、欲しいですもんね笑笑。

こういう違いについては、事前に様子を知っておく方が、心構えができるというか、実際にバスに乗ったときの戸惑いやショックを和らげられますね。 

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 ちなみに、アメリカでは救急車もサービスみたいな感覚のようです。だから救急車にお金がかかるのか…。アメリカの救急車についてはこちらで書いています→アメリカで気をつけること② - Ameruka’s diary

 

 

⑧・レストランでの食べ残しを持ち帰れる

アメリカのレストランで食事をすると、日本人には量が多すぎて食べ切れません。でも、アメリカ人も実は食べ切れないことが多いんです。私たちからするアメリカ人のイメージは体が大きくて、ビッグサイズのコーラとハンバーガーとピザとフライドポテトをモリモリ食べているイメージですが、アメリカは人種のるつぼ。本当に色々な人がいます。運動が大好きな人や、健康的に食べている人、ベリタリアンやヴィーガンまでさまざまです。

アメリカでは、「ドギーバッグ」と呼ばれるレストランでの食べ残しを家に持ち帰り、夜や次の日のごはんにしたりする文化があります。ドギーバッグとは元々はレストランでの食べ残しを家で飼っている犬に持ち帰る、という意味で使われていたようですが、現在ではドギーバッグと言えば、食べ残しを持ち帰って家で食べたる意味で通じます。

ジャパダムはドギーバッグした冷たいピザにホットソース(タバスコなど、辛いソース)をかけて食べるのが好きだそうです。冷めたピザをレンジで温めなおすことはしません。食べ残しの冷たいピザって、アメリカ人が結構好きみたいです。日本人からしたら、温めた方が美味しいのに〜〜、ですが、ジャパダムには通じませんでした。冷たいまま食べたいそうです。

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日本でドギーバッグが浸透しない理由は衛生面で、食中毒などの問題が発生した際に、レストラン側が訴えられてしまう可能性が非常に高いからだと思われます。アメリカでは、ドギーバッグで持ち帰ると決めた人の自己責任なので、もし食中毒が起こっても完全に個人の自己責任なのです。アメリカでは全ての行動が、自己責任なのです。だから、アメリカでは個が自由なのです。我が道を歩いていけます。

ちなみに、ドギーバッグは自分の食べ残しは何でも持ち帰りできます。よくあるのがピザ、ポテト、ハンバーガー、サンドイッチですね。フライドポテトはに和製英語なので、アメリカ言っても通じません。フライドポテトを英語では「French friesフレンチフライズ」と言います。

ジャパダムのドギーバッグをするときのアドバイスとしては、もしハンバーガーとフレンチフライズをレストランで注文して食べ切れなそうな量がだったら、先にフライドポテトを食べて、ハンバーガーを持ち帰った方がいいそうです。理由は、ハンバーガーは冷たくなっても次の日でも美味しく食べられるけど、フライドポテトは覚めたらもう美味しく食べられないからだそうです。確かに、1度冷めたフライドポテトって温め直してもシナシナになって美味しくないですね。

食中毒には気をつけてください、自己責任ですからね。 

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アメリカ旅行楽しんでください!