騒いだらお腹をアシナガバチに刺された中学生時代
こんにちは、アメルカです。
私の人生、いつも昆虫となにかしらの関わりがありました。
昆虫との思い出…。いいものとは限りませんよ。
中学生になり、吹奏楽部に所属していた私。
2年生の秋、土曜日に午前中の練習がありました。
朝8:30から12:00までの練習で、低音パートでファゴット(バスーン)を吹いていた私。
低音パートは6人のメンバーで、被服室で練習でした。
いつものようにパートごと各教室に分かれて練習をし、最後に音楽室で合奏して部活が終わるはずでした。
私はいつも窓際の席で練習していました。
合奏の時間になり、音楽室に行こうと楽器の準備をしていたら、窓から大きなハチが入ってきました。
アシナガバチです。しかも、でかいやつ。
ちょうど窓のそばにいた私は、ハチに驚き、恐怖で思わず大声を出してしまいました。
私「わー!!ハチが入ってきた!!」
しかし、すぐにハチは私の目の前から姿を消したのです。
私(ん??…どこだ?)
と思った瞬間にお腹に激痛が!
反射的に痛みがある所に手をやると何かに触れて…いなくなりました。
で、私は刺されました。しかも、なぜかお腹をです。14歳、お腹をハチに刺されました。
友達が心配して駆け寄ってきました。初めは大丈夫でしたが、保健室に向かおうと歩き出すとだんだん痛みが増してきました。私は3階にいて、保健室は1階。本当に痛くなってきてさすがに泣きました。
保健室で泣いていると、土曜日に仕事をしに来ていた数人の先生が集まってきました。「どこを刺されたんだ?顔か?見せてみろ!」と先生。痛くて泣いていた私は涙と鼻水を拭おうとタオルを顔に当てていたので、先生たちは皆、顔を刺されたと思い込んでいました。
そんな先生たちに、友達が「先生、お腹です!」と伝えると先生たちはびっくり。
なぜ、腹なんだ、と。私にも分かりません。
そして私は先生たちにお腹を見せる羽目に…
おへその横に刺された跡がありました。
その後、かかりつけの小さな病院に連れてってもらい薬を塗られて終了。あんなに痛かったのに、本当にそんな簡単な処置で良かったのだろうか?と今でも疑問です。が、病院の後痛みはおさまりました。
その後、私を刺したハチを先生が退治したそうです。大きなアシナガバチでした。
今でもハチを手で払った時のあの感触は忘れられません。
ハチが近づいても大声で騒いではいけません。