KYで超ポジティブなアメルカのブログ

KYなアメルカがアメリカ的思考も交えて、思ったことをズバズバ書いていきます。

デトロイトについて。知らなかったこと。

こんにちは、アメルカです。

 

先日観た映画がきっかけで、アメリカのデトロイトに興味を持ちました。ちなみに映画のタイトルは『グラン・トリノ』です。

 

グラン・トリノ (字幕版)
 

 

映画の舞台がデトロイトでしたが、映画の中での治安の悪さにびっくり。本当にデトロイトは治安が悪いところなの?とジャパダムに聞くと、本当だよ、と返ってきました。ジャパダムはデトロイトに絶対住みたくないし、行きたくもないと言っていました。

そんなに治安が悪いのか!と、ますます気になる、デトロイト。ここが日本人っぽいですね、私。完全に平和ボケしてる証拠です。

 

海外の人たちは平和ボケなんてしていないので、危ないところには絶対に近づかないし、危ない場所に行って来た話を自慢話のようにしません。日本人は興味本位で、まぁ危ないみたいだけどきっと自分は大丈夫だろう、と自ら危険な地域に行ってしまいます。海外では、人気のない場所やゴミや落書きが多い場所には近づかないようにしましょう。何かあっても誰にも気付かれませんよ。

 

話がそれました。デトロイトです。

日本では社会科の地理や経済の分野でアメリカのデトロイトについて教科書に出てくるので、デトロイトという言葉は聞いたことがあるかと思います。私も同じでした。

 

デトロイト自動車産業で栄えた場所です。が、時代とともにアメリカのデカくて燃費の悪い自動車よりも、日本の自動車がどんどん進化し、低燃費で人気になり、デトロイト自動車産業が衰退していきました。

 

その後、2008年のリーマンショックによりさらに追い打ちを受け、財政破綻。どんどん人が流れ出てしまい、失業率もめっちゃ高い。お金が無い人が多くなり、犯罪も増えていく。治安が悪くなるので、人も寄り付かない場所になる、という悪循環に陥ってしまったそうです。

 

多くの人が外へ流れ出てしまい、デトロイト中に空き家がたくさんあるそうです。解体するにもお金がかかるので、警察が空き家は燃やして、使えなくしている場合も多いようです。空き家のまま放置しておけば、ホームレスが住み着いたり、麻薬の取引や犯罪に利用されてしまうので、それを防ぐためにわざと燃やすとのことです。

 

犯罪発生率に対して警察が足りなすぎて、電話しても来るのが1時間後だったり、明日行くよ、なんて言われることも。警察が機能してないです。怖い。

 

そんな地域だから、立派な家が日本円で1,000円〜2万円程度で売っています。アメリカで家を買うなんて言ったら日本と同じくらい(3,000万円)くらいかかるのに。

そんなに安くても、誰も買わない、誰も住みたいと思わないなんて。日本はどこにいっても基本的には安全なので、私は本当に幸せだなぁと感じています。

 

私もデトロイトには行ったことがないですし、今後も行く予定はないので、実際に行ったことがある人のブログとか、写真とかを検索してみてください。「デトロイト、治安」とか「デトロイト ゴーストタウン、画像」とかで検索するとすぐに出てきますよ。

 

デトロイトの治安が改善されることを願います。