爆弾低気圧の中遊びに来てくれる友だち
こんにちは、アメルカです。
ジャパダムは1年前の2017年4月、私は2017年7月に静岡から北海道へ引っ越してきました。北海道に引っ越すことを決めて、彼の仕事を探していたときに、たまたま今の町でALT(小中学校の英語の先生)を募集していたので今私たちはこの町に住んでいます。
私たちはラッキーでした。本当にいい町です。田舎だけど30分で旭川に行けるし、住みやすく人も優しくてとても気に入っています。
2018年3月現在はなんとなく春が近づいているのかな、と感じています。が、先日は天気がすごく悪くて大変でした。金曜日は大荒れで、せっかくの週末なのに外に出られないので、友だちに連絡してみました。私たちはこの天気で外に出たくないけど、もしよかったらうちに遊びに来ない?と誘ってみました。もちろんこちらも断られると思いながら冗談で言った感じですが、来てくれました。いいよー、と来たときにはさすがにビビりました。私たちの家から1時間離れている場所から爆弾低気圧のおかげて荒れ狂う道路を走って来てくれたのです。
やはりアメリカ人、国際カップルのフットワークはめちゃくちゃ軽いと感じました。
みんなで飲んで話して映画を見てリラックスして、明け方4時。泊まればいいのに帰るとのことで、別れを告げ、庭で車に付いた雪を払ってライトをつけた瞬間、目の前に広がる雪の量がはっきりとわかりました。
簡単には除雪出来ない量の雪が暴風で庭に集まり、さらに新雪も積もっていました。15センチほどありました。私たちの庭は広く、道路に出るまでは10メートルほどあります。しかも、道路の除雪によって別の壁も作られていました。
結局、帰れない状態になり、泊まることになりました。
来てもらえて嬉しかったけど、まさか帰れないとはみんな予想しておらず、びっくりしました。
翌朝、すっかり除雪された庭になっていました。私たちは近所の人とお金を出し合って、隣の家の人に除雪をお願いしています。自分たちでは雪の量が多すぎて間に合わないし、仕事もあるので毎日やっていられません。うちで支払っているのは一冬でたったの2万円です。それなのに朝早くから大きな機械で除雪してもらえて、北海道の雪深い所でも快適に暮らせています。私たちは除雪の小さなスコップ1つしか所有していません。
今の家じゃなかったら除雪が大変すぎて北海道の生活が嫌になっているかもしれません。