KYで超ポジティブなアメルカのブログ

KYなアメルカがアメリカ的思考も交えて、思ったことをズバズバ書いていきます。

ドイツ人の旅人カップルが泊まりに来ました。

あけましておめでとうございます。

アメルカです。今年もよろしくお願いいたします。

 

みなさん、年越しはどんな風に過ごしましたか?私とジャパダムは年末にカウチサーファーを2人(2泊)迎えて、新年は富良野で過ごし、年明け北海道内のまだ行ったことのなかった町に行ってきました。

 

 

今回はカウチサーフィンについて書きます。

 

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カウチサーファー、ドイツ人

今回のカウチサーファーはドイツ人の若者2人でした。大学生のカップルで、彼は現在日本の大学に留学中だそうで、2018年夏から日本に住んでいます。彼女は今回初めて日本を訪れ、2週間の旅行です。すでに、京都、大阪、東京などの観光を終えて、ヒッチハイクで北海道まで来ました。北海道内も全部ヒッチハイクの旅です。若いから体力もあり、何事にも挑戦するような、結構破天荒なカップルでした。人生初のスキーに挑戦したい、ということで、一緒にスキー場に行きましたが、ヘルメットのレンタルがなくて、結局スキーは諦めることに。小さいスキー場だし、パウダースノーで転んでも痛くないのに、とにかくヘルメットがないと滑らない!という感じだったので、レンタルはしませんでした。スキーができなかったので、「じゃあ、今日は層雲峡まで行ってくるね」と言って2人で去って行きました。スキー場から層雲峡までは車で1時間以上かかります。すごく自由な人たち…日本人だったら理解するのにすごく時間がかかりそう笑笑。スキーがしたいって言うからスキー場に行ったのに、と。残されたジャパダムはスノボーを楽しみました。(私は仕事の疲れで家に居ました)

 

そんな感じで、2人はスキー場を離れ、途中でヒッチハイクをして層雲峡へ。その日の夕方またヒッチハイクで楽々と我が家へ帰ってきました。若いって、怖いもの知らずなんだな〜〜と実感しました。行動力がすごすぎます。下の写真は2017年の冬の写真ですが、層雲峡(そううんきょう)にある銀河の滝です。1月頃には滝が凍ります。

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層雲峡

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層雲峡-銀河の滝

上の写真では凍った滝をクライマーが登っていました。

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層雲峡

 

ちなみに、2人とも重たいバックパックを背負っていても、歩くのがめちゃくちゃ速いです。私からしたら小走りしてるスピード。彼は180センチ以上の長身で、足が長いので歩くのも早く、彼女の方は水泳をやってるそうで、彼と同じスピードで歩いていました。

 

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カウチサーファー

2人とも食べる食べる。我が家に2泊してくれましたが、2日とも朝、わざわざお米を炊いてゆで卵を作り、納豆と生のニンジンをボリボリと食べていました。そして、食べ物をカーペットに落とす、こぼす。ジャパダムはカーペットを汚されるのが嫌いなので何回も注意していました笑。でもさすがに納豆はやめてくれー。他人の家で納豆を慣れない箸で食べるのはダメです笑笑。

カウチサーフィンは他人の家で料理をしない人が多いですが、何年も旅を続けている人はキッチンを借りて料理する人が多いです。日本人は他人のキッチンを使うなんて!と気が引けてしまいますよね。私たちは、別にカウチサーファーがキッチンを使うのはいいのですが…海外の人はとにかくキッチンを汚します。お皿は自分たちで洗って片付けまでやってくれますが、掃除はしてくれません。多分散らかした、という感覚がないんだと思います。切った野菜のクズやソースなど、散らかり具合が半端ないです。日本人からしたら迷惑でしかないのかなぁ。カウチサーフィンの後は毎回大掃除並みに掃除機や洗濯をします。私たちがカウチサーフィンで誰かの家に泊まるときはキッチンを借りないよう、火を使わないで済むサンドイッチなどを食べるように心がけています。また、カウチサーフィンでは、結構手料理をご馳走になることが多いです。

 

そういえば、ドイツ人の彼女はベジタリアンでした。日本人はベジタリアンヴィーガンへの認識が間違っていることが多いです。ベジタリアンは肉と魚を食べません。カレーや寿司、ラーメンも食べません。スープも肉や魚のエキスやダシが入っていれば食べません。ベジタリアンは野菜はもちろん、米、卵や牛乳を摂取します。ベジタリアンにも、健康上の理由や、宗教、個々の信念からの理由で本当に個人で差があり、肉は食べないけど、魚は食べる人や、卵を食べる人、卵を食べない人もいます。

過去のカウチサーファーで、基本的にはベジタリアンだから魚は食べないけど、日本は特別だから、日本にいるときはお寿司を食べるよ、というベジタリアンもいました。個人でルールや選択があるようです。彼女はベジタリアンだったので、ニンジンを生でボリボリと大量に食べていました。肉を食べなくても、卵からタンパク質は取れますからね。彼女は夕食にそばを茹でて食べていたので、麺つゆを勧めたのですが、魚のダシが入っていたので食べれないと断られたしまいました。そうか、だから醤油をかけて食べていたのか、と後で気づきました。

ヴィーガンは、完全に野菜主義の人です。ベジタリアンでは卵や牛乳を摂取する人が多いですが、ヴィーガンは卵、牛乳、バターはもちろん、とにかく動物性食品を一切食べません。パンやパスタも、牛乳やバターが使われているので食べません。ヴィーガンの中にも色々レベルがあるようで、動物性食品を摂取しない人や、ウール(羊毛)など、動物から作られているものも使わない人や、植物の命を奪わない、果物を主に食べる人がいます。

「植物の命を奪わない果物を食べる」とは、果物(植物の実)をと 取って食べても、その植物自体はまだ存在するし、これからも生きてまた身をつけることができる状態、だから果物を食べる、という感じです。例えば、逆に果物以外だと「穀物(小麦とか)の収穫は、植物(小麦の実も葦も葉も)全てを刈り取って収穫し、植物を殺してしまっている」というような考えのようです。私はそこまで考えられない!ヴィーガンは、動物愛護や、地球環境をとても重視している考え方の人ですね。ベジタリアンヴィーガンは、日本の精進料理を食べて生活している感じです。ちなみに、日本も明治維新の前までは質素な食生活をしていたので、現在のベジタリアンヴィーガンと食生活が似ています。しかし、現在はベジタリアンヴィーガン向けの植物性食品がけっこうあり、まさかの、ラーメンやチーズなどがあります。もちろん価格は高いですが、気になりますね。こちらは植物性から作ってあるソイチーズです。

 

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上の写真はじゃんけんをしています。日本のグー・チョキ・パーをやる前に、全員グーを出して、目を閉じて同時に上か下かにグーを下げます。多数決みたいな感じで、多かった人数が勝ち残り、最後の2人になったら通常のじゃんけんをしていました。ちなみに机上のゲームはブロックスというアメリカのゲームで陣地取りゲームです。とてもおもしろいのでオススメです。今度ブロックスのやり方を紹介します!

 

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ブロックス デラックス R1983

ブロックス デラックス R1983

 

 

 

 

さて、話は大きく変わります。

彼らはドイツの大学生なので、学費がほぼ無料です。ヨーロッパの多くの国では、小中高、大学の学費は無料です。そのため、アメリカの大学を出た人の多くが苦しむ奨学金地獄とは無縁なのです。羨ましい。ヨーロッパで教育費がかからない国々は多く、特にノルウェー、ドイツはほぼ無料に近いです。フランス、ベルギー、イタリア、ポーランドチェコなど、国立大学の学費が無料や格安です。大学の授業料が年間20万円程度しかかからない大学もあります。さらにすごいのは、国籍に関係なく、誰もが対象になれるということです。留学生も無料なのです。もちろん授業は英語やドイツ語、スペイン語など、その国の母国語で行われるので、英語は必須になりますが、英語のスキルを上げることができるので大きなメリットです。国籍に関係なく、安くて良質な教育が受けられるので、世界中から受験の応募があり、倍率は高いです。将来私たちに子どもができたら、確実にヨーロッパに進学してもらいます。

 

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カウチサーファー

長くなりましたが、カウチサーフィンから今回学んだことはこんな感じです。カウチサーフィン、本当に楽しいです!

 

今回も読んでいただき、ありがとうございます。