なんで多くの若者は東京に憧れるのか?私は全然東京好きじゃないんだけど…。
こんにちは、アメルカです。
私は、東京や大都市に憧れる若者たちが理解できません。
(私がもうオバサンなのかな…)
アメルカとジャパダムは田舎大好きです。
今回は東京と田舎について私が思うことを書こうと思います。
私たちは北海道の人口4,000人以下の小さな田舎町に住んでいました。
田舎暮らし、最高ですよ!
北海道には2年間住みましたが、北海道に引っ越してくる前は静岡県に住んでいました。
アメルカは静岡(地元)→長野(大学)→横浜→静岡→北海道→アメリカ、ミネソタ州(予定)で住んできました。
ジャパダムはアメリカのウィスコンシン州(地元)→ミネソタ州ミネアポリス→来日し岩手2年→山梨2年→静岡2年→北海道2年→アメリカ、ミネソタ州ミネアポリス(移住予定)で住んできました。
北海道移住を決めた理由は、豊かな自然です。
静岡も好きでしたが、
人が多くて…
道が狭くて…
暑くて…
北海道に引っ越しを決めて、ジャパダムが仕事を探し始めて
たまたま今住んでいる田舎町でALT(小中学校の英語の先生)の募集があり、ここに決めました。
多くの若者は東京に憧れを持ち、東京に住みたがります。
(私の勝手なイメージかな?)
私の高校時代の友達も大勢東京の大学に進学し、それを機に上京しました。
私は大学進学で地元より少し田舎に移ったので、上京して東京に染まっていく友人が理解できませんでした。
上京した友人は、久々に会ってお茶などしたときに、田舎を小バカにするようになり、
山手線だの品川だの、私には全く分からない言葉を言っていて、
「東京に住んでいることを自慢したいんだろうな~」と正直感じました。
同時に、この人はセカセカした世界に住んでいるのだな~と感じました。
東京はおしゃれでかっこいい。
田舎はダサくて住みにくい、みたいな…。
まさに上の写真は東京のイメージです。
人多すぎ!
無理!
東京が人気な理由を考えてみました。
1、東京には多くの人が集まり、出会いも多く楽しい。
2、全てのモノや食べ物、文化が手に入る
3、オシャレの最先端で、いろいろなファッションが楽しめる
4、交通機関が発達しており、便利で住みやすい(と思っている)
5、カフェやイベントがたくさんあり、遊ぶところがいっぱいある。 など
田舎が人気ではない理由を考えてみました。
1、ダサくて暗いイメージ
2、バスも電車も本数が少なく、不便で住みにくい
3、若者がいない。高齢化・過疎化
4、遊ぶ所がない。
5、虫がいる
6、仕事がなく、お給料が安い
7、田舎の近所づきあいが面倒くさい。 など
確かに、東京では全てのものが買えるし、人もたくさんいるので出会いもあり、友達も出来やすい環境だと思います。
しかし、アメルカも半年ほど横浜市に住んでいましたが、
仕事は大変でストレスばかり、
知り合いもいなくて孤独、
友達も出来ないし、
ただ寝るために帰るアパートは
たった8畳で7万4,000円。
高っ。
一緒に遊ぶ人もいないし、どこに行っても何をしてもとにかくお金が必要で、外出するとお金がすぐになくなってしまいました。
東京や都会ではモノはなんでもそろうし、お金があれば大体のことは解決したり手に入ったりするけれど、愛情や友情、人と人との繋がりや人間らしい生活、コミュニケーションを手に入れるのは非常に難しいと思います。
アメルカとジャパダムが住んでいた、北海道の田舎地域を自慢させてください。
東京と比べて、いかに田舎暮らしが人間らしく、のんびりしていてストレスがないかを多くの若者に知ってほしいです。
もちろん、田舎が好きではない人がたくさんいて、田舎をダサイと思う気持ちも分かります。
でも、人間らしい暮らしが田舎にはあるのも事実です。
<田舎暮らしは最高だぜ!>理由
1、家賃が安すぎて最高
我が家はジャパダムがALT(小中学校の英語の先生)のため教員住宅です。
3LDKで車庫付き、広い庭付きの1軒家。
家賃はなんと1ヶ月21,000円。
各部屋6畳~7畳はあります。
トイレとお風呂はもちろん別です。
広い台所に洗面台、地下の物置もあります。
窓からはきれいな夕日が見え、庭からは天の川が見えます。
最寄駅まで徒歩15分、スーパーまで徒歩20分です。
ジャパダムは徒歩で出勤しており、アメルカは車で隣町で働きに行っています。
2人で1台の乗用車を所有しています。
友人のアパートも3部屋で2万円以下です。
駐車場は無料でついてくることが多いです。
でも、旭川市内の友人アパートは2LDKで5万7,000円です。
(超住宅街なので私たちは住めない場所)
下の写真は家からの景色と庭でプレーしているビーンバッグです。
2、すべてが広くて大きくて最高
田舎では家と家との距離があるので、周り近所を気にせず暮らせます。
多少騒いでも苦情もないし。
道路も広くて運転しやすいし、ドライブが楽しい。北海道では旭川より北に向かえば高速道路は無料で、交通量も少ないので、たとえ高速道路でも、東京の空気と比べたら断然きれい(笑)
家もでかいし、庭も広い。
人の心も広いです。
みんな優しくてフレンドリーです。
困っていたら助けてくれるし、夏は近所の人が育てた野菜をくれます。
3、自然がたくさん、キャンプが最高
北海道には多くのキャンプ場があり、数百円で利用できたり、タダだったりします。
キャンプ場と時期によってはほとんど人がいない場合もあり、大自然をひとり占めできます。
シカやキツネ、リスとも会えます。
また、キャンプファイヤーが楽しめるので、本当にアウトドア好きには最高、天国です。
キャンプをすれば同じキャンプ趣味の仲間も増えますし、新たな出会いも生まれます。
天の川が当たり前に見えて、キャンプに行けば毎回いくつもの流れ星を見れます。
4、時間がゆっくり流れ、リラックスできて最高
東京はみな時間に追われて本当に忙しそうですが、田舎ではみんなのんびりしているので、東京都比べるとストレスが少ないです。
私はまさにこれを実感しており、横浜、静岡での仕事と比べると、北海道ではお給料が多少低くても、幸せな生活を送ることができています。
会社の人は優しいし、仕事が忙しくても受けるストレスの度が違う(少ない)こと、リラックスしながら仕事ができています。
お給料がめっちゃ低くても、ストレスのない幸せな毎日を送っていると、人生お金じゃないんだな~と感じます。
ー田舎のデメリットー
1、車がないと生活できない
2、北海道の冬は暖房費が高い
3、北海道と沖縄は送料が別途追加される
4、仕事が少なく、お給料が低い
5、うわさが一瞬で町内に広がる
6、大きな楽しいイベントがない(ライブとか) など
もちろん田舎に住むデメリットもたくさんあります。
でも、それをカバーできる十分なメリットがあるのです。
特に私たちは暖房費がほとんどかからない生活(ストーブを使わず、家の中でもダウンを着て寒さを楽しんでいる)を送っていたので、2018年~2019年の暖冬は灯油代が毎月7,000~9,000円でした。
同時期の知り合いは毎月暖房費で3万円支払っていると言っていました。
全然違う~。
でも、都市ガスの家は、外出時もガンガン部屋を暖めてたのに月1万円くらいと言っていました。
都市ガス恐るべし安さ!
北海道に住むなら絶対に都市ガスにしましょう。
冬に暖房使いたい放題のリッチな生活が格安で実現できます。
寒さに慣れるよう体を鍛えれば、静岡出身の私でも0℃が心地よく感じるようになるのです。
しっかりダウンジャケットを着れば-10℃でも快適に過ごせるようになるのです。
今では寒い方が好きになりました。
東京で心も体もズタボロになる前に、田舎暮らしを考えてみてはいかがでしょうか?
東京では手に入らない、お金では買えないものが、田舎では簡単に手に入るのです。
人には人が必要で、愛情がないと生きるのが辛くなります。
田舎は人生について考えるチャンスをくれます。
北海道のいくつもの市町村で、田舎暮らし体験ができる取り組みを行っています。
ぜひ北海道にいらしてください。