外国人の旅人・カウチサーフィンが来ていました!
こんにちは、アメルカです。
2018.9.19〜2泊で外国人の旅人カウチサーフィンが来てくれました!今回はアメリカ人女性。47歳!2017年の4月に仕事を辞め、1人旅に出たとのこと。以前はコンピュータ関係の会社でセキュリティに関する仕事をしていたそうなので、きっとITの仕事でめちゃくちゃ稼いでたんだろうな〜〜と思ってしまいました。現在は無職。
仕事ばかりでストレスも多く、このままじゃ人生もったいない!ってことで思い切って辞めて旅を選びました。出身はカリフォルニア州なので、住むにもめちゃくちゃお金がかかる場所です。ちなみに、現在のカリフォルニア州ではニューヨークより地価や物価、全てが高くて年収1,000万円レベルの人は貧乏でかなり生活が苦しいそうです。
去年日本からカリフォルニアに帰国したアメリカ人の友人は、日本人女性がアメリカでは働きたくないとのことで、旦那さんが稼ぐしかなく、毎日12時間労働でコンピュータ関係の仕事をして年収2,000万円ほど稼いでいますが、とても辛いと言っていました。
カリフォルニアにはたくさんの日本人が住んでいるので日本食が結構食べられるそうですが、ラーメンは一杯700円ほど、と日本とほぼ変わらないようです。しかし、お寿司となると海苔巻き1本で800円〜1,200円。日本の100円回転寿司と比べると信じられません。
話が逸れました。外国人の旅人・カウチサーファーのお話ですね。彼女は今回カリフォルニア〜日本へ16時間のフライトで来日しました。9月18日に札幌に来日したばかりとのことで、これから寿司とラーメン、天ぷらを食べたいそうです。日本には11月5日まで滞在予定なので、東京や大阪、鳥取や香川などに行きたいそうです。
彼女は仕事を辞めてから、マダガスカルに3週間滞在し、最高だった!と言っていました。ケニア山のことや、コンゴ民主共和国、ヨーロッパの国々、などいろいろな話をしてくれました。今までで行った国は40カ国!!すごい。ケニアでは3週間滞在しましたが、全部サファリツアーに参加したため、コテージやテントに泊まって、野生動物を観察するため毎日移動して生活していたそうです。区間、区間でツアーに参加する人が入れ替わったりするそうですが、日本人はそのツアーに居なかったと言っていました。だいたい平均のツアー参加者は8人ほどです(トラック1台で回るので)。サファリパークではなく、本物のサファリツアーって、本当に羨ましい限りです。
彼女は、基本的には野生動物が好きで、南アフリカには半年間滞在し、野生ライオンやサルの保護活動の仕事をしていました。働いていた時は、27頭の保護されたライオン、18匹のハイエナを世話していました。これらの保護された野生動物たちは、一度保護されると、人間に慣れてしまい、エサも人間から貰えるので、元気になってから野生に再び戻しても、もう狩の能力を失っているため、自分で狩をして生きていくことはできないそうです。そのため、一度保護された野生動物たちはずっと保護された場所で暮らしていくそうです。
彼女が行なっていた仕事内容は、ライオンやハイエナのエサを作ったり、ウンチを掃除したりすることでした。ライオンもハイエナも1頭でも大量の生肉が必要なのに、ライオン27頭にハイエナ18匹って、想像しただけでもすごいですよね。しかもフレッシュな生肉なんてめちゃくちゃ高いです。そのため、保護センターのある村では、地域の人たちや警察も協力的で、例えば、道端で鹿が死んでいたらその死体をわざわざ運んできてくれて、ライオンやハイエナのエサとして無料でくれるそうです。地域ボランティアでエサ代などコストを抑えているとのことでした。また、牛や馬を飼っている農家さんたちも、飼っている牛や馬が死んでしまった時には、死体をまるごと寄付してくれます。そのため、彼女はそれらの死体をキレイにしたり、カットしてライオンたちが食べやすいように加工します。主に牛や馬が多かったので、皮を剥いで肉を切る作業が1番大変だったそうです。
また、ハイエナのキバ(犬歯)とアゴはライオンよりも強いそうで、ライオンは肉を食べますが、ハイエナは骨の髄まで噛み砕いて全て食べるそうです。彼女は、アフリカでの経験から動物の生態についてとても詳しく、私も勉強になりました。
アフリカ大陸の国々は未だに電気が通っていない場所が多く、水も安全ではありません。彼女が水を飲む時には沸かしてバクテリアを殺したり、バクテリアを99.9999%殺してくれるライトを使ったりしたそうです。なんだ、その不思議なライトは?!ってなりますよね。私も初めて聞きました。ジャパダムも知っていると言っていたので、今度聞いて紹介しますね。ドラえもんのライトみたいですよね笑笑
今日、彼女は層雲峡に向かうため、ヒッチハイクに挑戦します。彼女は寝るのが大好きだそうで、うちでもたくさん寝ていました。
英会話ができると外国人とコミュニケーションが取れるので、本当に英語は便利です。
読んでくださり、ありがとうございます!