KYで超ポジティブなアメルカのブログ

KYなアメルカがアメリカ的思考も交えて、思ったことをズバズバ書いていきます。

アメリカは文化が違う!旅行前に知っておくべきこと5選

こんにちは、アメルカです。

 

日本とは違うアメリカについて書こうと思います。アメリカに旅行に行く際の参考になれば嬉しいです。

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コロラド州

 

【日本人には辛いこと】

①・手が汚いのにサンドウィッチを食べる

お手拭きが役に立たない

アメリカのレストランやバーに行くと、サンドウィッチやハンバーガー、ピザやフライドポテト(英語ではフレンチフライズと言います)など、手を使って食べるものがたくさんあります。日本では小分けのお手拭きが当然のように出てきますし、おしぼりを出すレストランまでありますね。おしぼりは日本独自の文化で、ジャパダムひおしぼりが出てくるとテンションが上がります。

アメリカでも、レストランに行くとお手拭きが貰えますが、日本のものと比べると非常に薄くて小さくて、正直役に立ちません。本当に手がキレイになったの?と思ってしまいます。アメリカのレストランにはハンバーガーを包んで食べるような紙も置いていませんし、ハンバーガーを両手で持ってカブリと食らいつくアメリカ人はとっても多いです。うーん、海外の人は手が汚いな〜〜とかあまり気にしないのかもしれません。

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私はアメリカに行った時、とにかく大量のウェットティッシュを持っていき、よく使っていました。また、アメリカ人は紙ナプキンとペーパータオルをとてもよく使います。日本のティッシュのような感覚らしいです。日本人はティッシュをめちゃくちゃ好んで使いますが、ジャパダムからすると、ティッシュは薄すぎて水分を含めないから使いづらいそうです。その点、紙ナプキンやペーパータオルは厚くてしっかりしていて、食前・食事中・食後に同じ紙ナプキンを何度も使えるから素晴らしい!とのことでした。日本のファミレスなどにおいてある白くて小さな紙ナプキンは薄くて水も含まないし、超使いにくいそうです。何で日本はアレを使うの?とまで言われてしまいました。

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日本の紙ナプキン

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アメリカで主流の紙ナプキン

アメリカでもティッシュやウェットティッシュは売っていますが、日本みたいにたくさん使われているわけではないようです。アメリカでホームステイさせてもらった家庭はみんなティッシュを持っていなくて、キッチンペーパーを渡されました。また、アメリカでは街中でポケットティッシュを無料配布なんて絶対にありえません。日本のようにタダで手に入るものなんてほとんどないでしょう。レストランで水すら買わなきゃならないところもあります。自動販売機もありません。アメリカでは自動販売機ごと強奪される可能性が高いようです。まぁ、自動販売機は中に現金の入っていますからね、アメリカでは格好の餌食です。

アメリカに行くなら、ティッシュとウェットティッシュは大量に持っていくと非常に便利ですし、安心できます。アメリカではかゆいところに手が届かない、便利さを感じられない状態がよくあります。日本の100円ショップやコンビニは比べ物にならないくらい素晴らしいんだなぁ、と実感します。あと、コンビニなどではビニール袋は貰えないので、ビニールも色々なサイズで持っていくととても役に立ちます。

 

そういえば、アメリカのトイレにはほとんどハンドソープと手を拭く紙が置いてありました。日本だとトイレの水道にはハンドソープがなかったり、シャバシャバの泡立たない石けんだったりするので、その点ではアメリカはすごいと思いました。アメリカのトイレは清潔ではありませんが…。

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②・アメリカの歯ブラシは大きい

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アメリカで歯ブラシを買えばいいか、と思っていた私。6週間アメリカに滞在した時に、日本から歯ブラシ2本を持って行きました。途中、歯ブラシを変えたくなってドラッグストアに行きましたが、日本のような小さなヘッドの歯ブラシが売っておらず、歯ブラシという歯ブラシ全てが巨大ヘッドで、値段が高い!歯ブラシ1本で400円とか500円で驚きました。日本なら安いものなら100円くらいから買えますし、形や柔らかさなど色々選べるのに、アメリカでは買いたいと思う歯ブラシが見つかりませんでした。結局、アメリカで子ども用のスパイダーマン柄歯ブラシを購入して使っていました。子ども用の歯ブラシのサイズが、日本の大人用の普通の歯ブラシサイズでしたよ。

そういえばジャパダムは、日本には使える歯ブラシが売っていない、何で歯ブラシヘッドがあんなに小さいの?あれじゃ磨けないし1日中磨かないといけなくなっちゃうよ、とよく言っていました。ジャパダムはアメリカに帰国した時に歯ブラシを大量に買って日本に持ち帰ったり、一時帰国する友達に頼んで買ってきてもらったりしていました。今我が家にある歯ブラシも、私とジャパダムで比べると歯ブラシのヘッドのサイズは2倍です。いつも家ではジャパダムに歯ブラシの小ささを笑われます。ジャパダムのアメリカの歯ブラシは毛も硬いので、私には絶対に使えません。

アメリカに長く滞在するなら、自分に合う歯ブラシを何本か持って行ったほうがよさそうです。 

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ジャパダムとアメルカの歯ブラシ

 

 

③・日本文化や、歴史、政治について聞かれる

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日本人は世界情勢や歴史、政治についてあまり興味がなく、友達同士で政治家の話や法律の話、首相の話などしませんね。アメリカをはじめ、日本以外の海外先進国は若者からお年寄りまでみんな世界情勢や歴史、政治についてお互いの意見や考えを普通に議論します。食事をしながら話し合ったり、友達の家でまったりしながらそういう話になったり、本当に日常的に話題に取り上げられます。日本人がアメリカに行くと、今の日本の首相についてどう思う?とか、日本の政治は今どんな感じ?とか、この前ニュースで日本のこんなことを見たけど、どうなの?とか。お願いだから政治のことは聞かないで!とめっちゃ思ってアメリカで過ごしていました。私は文化や歴史は大好きですが、政治のことはサッパリです。日本の首相の名前くらいしか言えないのに、選挙の仕組みとか、政治家が何人いて、どんな政党があるのか、とかほんとわかんないから!聞かないで!と。でも、アメリカ人はアメリカの政治についてとてもよく知っていて、こちらが自分の国の政治なんて知らないとは言えない状況になります。そして、日本人は政治にあまり興味がないんだ〜〜と伝えるととっても驚かれます。ドン引きされる感じです。

アメリカでは日本の政治について聞かれる可能性が高いので、ある程度学習しておくことをオススメします。

 

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④・アメリカで日本料理を作るとコストがかかる

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アメリカやカナダで友達やお世話になった人に日本料理を作ってお礼がしたい!と思う人もいるかと思います。私も日本からダシの粉を持って行きました。アメリカでも肉じゃがとだし巻き卵なら作れそうと思っていました。でも、実際は日本のスーパーとは売っているものも、野菜の種類も、値段も全然違うので大変でした。アメリカのスーパーで売っているキッコーマンの醤油は小さいボトルで400〜600円とか、豚肉も牛肉もブロックでしか売っていないのでちょっとだけ肉が欲しいのに、大量に買うしかありません。ブロック肉を自分でスライスしなくてはなりませんでした。でも、アメリカの包丁は全然切れなくて、肉を薄くスライスするなんてできませんでした。

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肉じゃがを作った時に、砂糖ある?と聞いて出してくれたのはグラニュー糖でした。アメリカでは基本的に料理に砂糖を使わないので、紅茶やコーヒー用のグラニュー糖しか家にありません。また、だし巻き卵を作るのに、小さなフライパンを借りましたが、油を使っても卵がくっついて、くっついて、全然巻けませんでした。ちなみに、だし巻き卵をアメリカ人に伝えるのに、私はエッグロールを作るよ!と言ったのですが、アメリカでは中華料理の春巻きをエッグロールと呼ぶらしく、だし巻き卵を作って食べてもらった際に、エッグロール(春巻き)じゃなかったの?と言われました。トホホ

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英語のエッグロール

しかも、アメリカの卵って日本の卵より味が薄いというか、サラサラしていて色も薄いし、水っぽってだし巻き卵には向いていないと思いました。あと、アメリカでは多くの人がインド米など、細長いお米を食べています。家にはライスクッカーと呼ばれる炊飯器もありました。が、日本の100円ショップて買える、お米を測るカップなどはなく、水の量はいつも感覚と目分量のようです。実際、私が滞在したときにお米を炊いてくれましたが、水の量を間違えてお米の芯が残ってしまい、気まずい雰囲気にらなりました。そういえば、ジャパダムはおにぎりを作るのが苦手と言っていました。どうやって三角ににぎるかわからないそうです。また、海苔はアメリカ人のお腹では消化できないそうですよ。日本人は先祖代々海苔を食べてきたので消化できるようです。おもしろいですね~。海苔は英語でseaweedシーウィードです。「bento弁当」もアメリカで人気があるようで、多くの人が「弁当」という言葉を知っていましたし、コンビニ弁当のようなものもアメリカのスーパーで見かけました。

 

アメリカ人に好評だったのはピーマンの肉詰めです。

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アメリカには人ハンバーガーはありますが、ハンバーグはありません。日本人がよく作るハンバーグはアメリカ人に好まれる味だったので、アメリカやカナダで日本食を振る舞うならハンバーグがおススメです。また、アメリカでは巨大なピーマンやパプリカが普通に買えるのでピーマンの肉詰めもおすすめです。ひき肉も買えるし、コンソメ顆粒もあるし、パン粉は食パンを細かくすればいいです。また、アメリカの各家庭にはフードプロセッサーがあるので、玉ねぎを頑張ってみじん切りする必要もありません。スイッチ押してブンっと一瞬でみじん切りが終わります。私は料理が好きなので、アメリカ人は全部機械でやって怠けているな〜と感じましたが、アメリカでよく言われるのが、『work smarter, not harder  』です。ワーク スマーター、ノット バーダー…一生懸命働くのではなく、賢く働け、です。いかに楽に、時間を短く、効率よく働けるかを考えて、実行するのがアメリカ社会です。

 

アメリカでは多くの女性が男性と同じようにフルタイムで社会で働いています。仕事も家事や育児も旦那さんと協力するのが当然の社会です。でも、やはりアメリカ人男性の中にも、日本人のように料理が苦手で奥さんに任せている人もいます。そんな忙しい奥さんを支えるのが調理器具や機械です。手で洗うと時間のかかる洗濯物も、洗濯機を使えば時間が短縮できますよね。それと同じで、台所でもフードプロセッサーなどは効率化のために大活躍しているのです。賢く働け、と言われて私もフードプロセッサーが欲しくなりました。確かに、一生懸命玉ねぎをみじん切りしたのと、フードプロセッサーでスイッチを入れるだけなのと、結局は味も同じだし、時間も省けるし。日本人男性は、女性がフードプロセッサーみたいな機械を使っているのを見ると「怠けている、手抜き料理、気持ちがこもっていない」と言いそうですが、私は全くそうは思いません。だったら自分で料理をしなさい!と言いたいですね。時間はお金では買えません。アメリカ人から学んで、賢く働きましょう!

 

 

⑤・アメリカで生卵は食べない

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アメリカでは生卵は食べないようにしましょう。アメリカで卵かけご飯は危険で、サルモネラ菌によりお腹を壊す可能性がとても高いです。もともとアメリカでは生卵を食べる文化がなく、しっかりと火を通して食べることを前提として売っているので、卵の殻殺菌消毒処理が日本と比べて十分ではありません。アメリカのスーパーでは野菜や牛乳と同じように卵は冷やして売られています。日本はスーパーの通路などに常温で並べられている場合もあり、ジャパダムはそれを見てよく驚いています。

余談ですが…日本の卵は、生で食べることも考慮しているため、賞味期限は海外と比べてかなり短いです。でも実は、日本の卵は賞味期限を過ぎても冷蔵庫で保存されていて、しっかりと火を通せば賞味期限を過ぎてから1ヶ月くらいは安全に食べることができるのです。大学の食物学の先生は半年経った卵でも研究結果としては大丈夫とおっしゃっていましたが、そこまで置いた卵は食べたくはありませんね。ちなみに、ヒビが入っている生卵は食べない方がいいです。いくら新しい卵でも、ヒビが入ると菌が繁殖しやすく、お腹を壊す可能性がめちゃくちゃ高いです。日本でもヒビの卵は危ないので、海外のビビが入った卵はかなりヤバイでしょう。卵はヒヨコの命なので気が引けますが、ヒビがあるものは破棄する方が賢明です。また、黄身だけ使って白身を冷蔵庫でとっておき、次の日に使うことも菌が繁殖しやすいのでおススメしません。サルモネラ菌に当たると、お腹の壊し方が尋常ではありませんよ。

あと!日本ではクッキーなどのお菓子を作るときに、焼く前の生地を舐めると、大人に「生の小麦粉が入っていてお腹が痛くなるからやめなさい!」と注意されますね。アメリカで同じことをすると、「卵が入っていてお腹が痛くなるからやめなさい!」と注意されるそうです。それくらい、アメリカでは生卵を食べること=お腹を壊す、というイメージなのです。日本の生卵文化はすごいですね。

 

ちなみに、ジャパダムはタコベルを食べるとお腹をよく壊すので、お腹が弱い人はアメリカでタコベルを食べるときはトイレの近くの席に座った方がいいよ、とアドバイスしています。お店のトイレットペーパーが切れている場合もあるので、トイレットペーパーやティッシュは常に持ち歩いているといいかもしれません。トイレットペーパーは芯を抜いて少し潰せば簡単に持ち歩きできますよ! 

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 アメリカ、日本と全然違います!