KYで超ポジティブなアメルカのブログ

KYなアメルカがアメリカ的思考も交えて、思ったことをズバズバ書いていきます。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』

こんにちは、アメルカです。

 

先日、素晴らしい映画を観てきました。今現在公開中の映画『ボヘミアン・ラプソディ』です。超有名なバンド、Queen (クイーン)。もう映画は観ましたか?

 

 

クイーンと言えば、日本でのイメージはゲイでエイズで亡くなった人って感じでしょうか?私も映画を観るまではだいたいそんなイメージでした。クイーンの歌は好きだし、たまに聴いていました。私は現在27歳ですが、2004年の1月からフジテレビの月9枠で放送された木村拓哉さんと竹内結子さん主演のドラマ『プライド』を思い出します。同世代の女性の多くは、あのドラマを観てキュンキュンしていたのではないでしょうか。主題歌がクイーンの「Born to love you 」(ボーン・トゥ・ラブ・ユー)でした。ドラマはアイスホッケーを絡めたラブストーリーだったので、クイーンのその曲を聴くとアイスホッケーが頭に浮かびます。ジャパダムにクイーンのボーン・トゥ・ラブ・ユーを聴いてもらい、アイスホッケーのドラマだったと話したら、アイスホッケーはラブストーリーとはほぼ関係ないのにな、と言っていました。ちなみにジャパダムは、ボーン・トゥ・ラブ・ユーも聞いたことはあるが、ほとんど知らないとのことでした。音楽を愛してやまないジャパダムが知らないとは…!ボーン・トゥ・ラブ・ユーはマイナーな曲なのかもしれませんね。びっくりしました。

 

クイーンのフレディ・マーキュリー絶対音感を持っていたのでは、と言われています。映画を観た後は、クイーンの音楽の聴き方が変わるはずです。映画、ぜひ観てください!

 

 

ちなみにレインボーの旗はゲイやレズビアントランスジェンダーバイセクシャルの人たちの象徴です。ご存知でしたか?日本でレインボーと言ってもただの虹色だな、くらいの感覚ですが、海外ではレインボーはゲイなどの人たちのことを意味します。

 

1980年代はまだまだゲイの人への偏見も強く、ゲイの人たちのコンドーム使用率も低く、特定の人と関係を持つというよりかは、様々な人と気軽に関係を持つというスタイルだったようです。コンドームを使わないということは、エイズにかかるリスクが高かったのは事実だと思いますが、ゲイだからエイズという捉え方は間違っています。今でも、コンドームを使わずにセックスしたら、男女ともに誰でもエイズにかかる可能性はゼロではありません。

今となってはエイズへの知識や認識が浸透していますが、当時はエイズが広まりだした時だったので、エイズの薬もありませんでした。エイズにかかってから、フレディの足はエソによりひどい状態だったようです。フレディがエイズによる合併症により亡くなったのは、私が生まれた年と同じく1991年でした。まだ生きていればなぁ、と思ってしまいます。

 

そういえば、今年の夏な台湾に行った時、びっくりするほど男の子のカップルがたくさんいました。普通に街でデートしてる感じで、カウチサーファーに聞いたところ、2017年に法律が改正され、同性婚が合法化され、認められるようになったため、ゲイということを公にするカップルが一気に増えたのだとか。まぁ、まだ同性婚が法律上決定されただけで、実施には至っていないのが実情かもしれません。しかし、台湾での同性婚合法化は、アジアの国からは初です!うーん、日本はまだまだですね。日本人のもつ、あれやこれやの変な偏見はなくならないのでしょうか…。

私が2017年にアメリカに行った時も、ミネソタ州にはゲイカップルやレズビアンカップルが普通にいました。周りの人も別に変な目で見たりしないし、私たちと同じように、普通にラブラブなカップルなのです。

 

自分の知らないことや、偏見、間違った認識は怖いです。世の中知らないことばかりです。特に世界のこと。日本以外の文化や価値観、人を知ることは、自分を成長させてくれますし、許容・受容範囲が広がります。