外国人の旅人・カウチサーファー見っけ

こんにちは、アメルカです。

2018.8月4日（土）に旭岳に登ってきました。2日経った今も私の脚は筋肉痛。ですが、ジャパダムは物足りず今日も天塩岳にハイキングに行きました。

旭岳登山が終わり、16:30頃車に乗り込みました。すると、すぐに道端で『旭川』とサインを持っているヒッチハイクの男の子を発見。もちろんすぐに車を止めて彼の元へ。

スペインとフランスのハーフの外国人の旅人で、27歳の男の子。私と同い年でびっくりしました。ワーキングホリデーを利用してすでに日本で8ヶ月も過ごしているそうです。四国の８８か所巡りも経験済みで、現在は千歳のゲストハウスで掃除や片付けの仕事をしています。私たちと会った時は、ちょうど短期休みを利用して旭川辺りへ旅に来ていました。その日は層雲峡から歩いて旭岳の麓まで来て、特に予定もなかったので漫画喫茶で仮眠しようかと、旭川方面へヒッチハイクをしているところでした。

今日どこに泊まるの？と聞いて、決まってないんだ、と言ったので「うちに泊まりなよ！」と。日本で旅をしているときは、カウチサーフィンや漫画喫茶を利用して寝泊まりしているようですが、泊まる場所がないときは外だ野宿です。でも、日本で野宿となると、誰かが警察に通報して、職務質問じゃないけど、警察に起こされるから平均で2〜3時間しかちゃんと寝られないそうです。しかも、今は千歳の職場に大きな荷物を置いて来ているため、テントなしで、寝袋だけで野宿しているとか。人目につかない森の中で寝るようにしているので、クマに襲われたらどうしようと不安もあるそうです。

そんなこんなで、彼を車に乗せ、うちへ向かいました。夜は3人でキャンプファイヤーをして世界中のことを話しました。彼は今までのカウチサーファーとは違い、アジア圏ではなく、南アメリカの国々に滞在して旅をして来たので、話を聞くのが本当におもしろかったです。

夜は22:30頃就寝しましたが、彼は次の日の11時まで熟睡していました。久々に屋根があり、誰にも起こされず、クマの恐怖もない中で横になって寝られたのだと思います。私もジャパダムも彼がたくさん寝られたことがとても嬉しかったです。

日曜は富良野に行ってから千歳に戻りたいということで、富良野へ向かう大きな道まで送ってあげてバイバイしました。とてもいい子だったので別れるのは寂しかったです。いつかスペインかフランスに行ったときは彼のうちに泊めてもらいます。たとえ彼がいなくとも、家族や友達の家で、私たちが滞在できるところを探してくれると言っていました。

人と人との出会いは本当に素敵だなぁ、としみじみ思いました。

まだまだ、彼から聞いたびっくりなエピソードがたくさんあるので、次回は彼のお話を書かせていただきます。

今日も、読んでいただき、ありがとうございます！